バナナは何故青い状態で輸入されるのか?
さて皆さんバナナは何故日本に青い状態で輸入されるのか知っていますか?
はずかしながら果物屋を始める前は自分もぜんぜん知らないことでした。
っていうか気にしたこともないことでしたが果物屋を始めたからには知っておかないといけないので調べてみました。
どうやらバナナが何故青い状態ではないと輸入できないかというと植物防疫法という法律で取り決めがあるからのようです。
青いバナナはとてもではないですが食べられるものではなくもし食べた場合には口のな
かに膜のようなものが張った感覚になりこれは、唾液により溶けたタンニンという成分が皮膜を作るからです。
このタンニンには強烈な渋みがあり(いわゆる毒)これによって害虫が寄り付かず熟していないバナナは輸入されることが許されているんですね。
あと青いバナナはほうって置いても黄色になっていくのですが出荷のタイミングなどを調節するためにバナナ室(むろ)という倉庫で保管されエチレンガスをあてます。
このエチレンガスをあてることによってタンニンが変化をおこし追熟が始まります。
追熟というのはバナナが黄色になっていくということですね
普段何気なく食べているバナナですが少し気にして食べてみてくださいね。